瞳閉じて 君の顔 思い描く遠いあの日と同じ速さで 雲が流れるもう会えない でも僕はね それでいい少し冷たい風に 街は今日も暮れてゆくあれから 僕らは 探し続けていたよ言葉も 答えも 失くしたはずの鍵もざわめく気持ちの名前も知らないまま未来が指からすり抜けたんだそれでも消えない 君の優しい笑顔大事な 大事な 僕の一番いつか僕ら もう一度生まれてきてまたこの場所で君と出会えたら 今度はそう声を掛けず そばを通り過ぎるだろう奇跡とは偶然さ だから人は許し合うあそこの空き地に 高いビルが建ったね二人で見つけた 星座はもう見えない隠れてキスした 停電の映画館のリバイバルのポスター 色褪せてゆく小さな傷跡 セピアのノスタルジア心に残して 僕は生きてる